本文へスキップ

       







DiXit」のオリジナル拡張版「TsuMuSiT」*2014年12月29日制作

84枚のイラストを使ったフランス生まれのコミュニケーションカードゲーム「DiXit(ディクシット)」をオリジナルの素材でやれないか?と思い、拡張版、その名も「TsuMuSiT(ツムシット)」を制作しました。

使用するのはイラストではなく、写真。私がこれまで撮り貯めてきた2000枚ほどの写真の中から空想を広げられそうな写真84枚を厳選。それを素材として使って遊びます。

※「TsuMuSiT」は私の「DiXit」に対する敬愛から製作され、販売を目的としていません。非売品です。


「DiXit」とは?


各プレイヤーが6枚ずつの手札を持ち、1人ずつ交代で語り部を務めます。語り部は自分の手札1枚を選び、その絵柄から連想される言葉を言い、他のプレイヤーは自分の手札からその言葉にもっとも関係していると思うカード1枚を選びます。全員がカード1枚ずつを出したら、語り部がそれをシャッフルして並べます。語り部以外のプレイヤーは「語り部の選んだカード」と思ったカードに投票し、その投票結果によってポイントを獲得できます。
全員当たり、または全員外れの場合、語り部はポイントをもらえないため、語り部はバレバレでも、的外れでもない、適度にあいまいな言葉を要求されることになります。
(輸入元ホビージャパンのサイトより引用)


「TsuMuSiT」


こちらが「TsuMuSiT」の箱。


写真はこのように一枚一枚貼り付けてカードにしています。


使用する写真は旅先での感動した風景や日常で心に留まったものなど。


空想が広げられるようにバランスを考え、厳選しています。


得点ボードもカードの大きさに合わせてオリジナルで作りました。


プレイ中はこんなイメージになります。


投票ボードもオリジナルで制作。マグネット式にしました。


最大12人までプレイできるので、ボードも12人分制作。

日光に当たると、光ってとても綺麗です。

今回、特に工夫したのは投票ボード(どのカードが語り部の選んだカードかをいくつかのカードの中から予想するために使用するボード)です。最初に作った時はEVA素材(軽量かつ、適度な硬度が魅力)のスポンジの上に枠を印刷した透明シールを貼って、投票する箇所に押しピンで刺すという形にしたのですが、スポンジと透明シールの相性が悪くすぐ剝がれてしまう上に、ブツブツと穴が開くのは見た目に美しくないと不採用にしました。

取り外しが容易で、投票した箇所に何か安定してしばらく固定して置くことが出来るものは何かを考えた時にマグネットが浮かびました。ホームセンターでシール付きのマグネットシートを購入。それをEVAスポンジの大きさにカットして貼り付け。そして、そのマグネットの上に枠が印刷されたシールを貼り付けました。シールには透明シールよりも接着力の強い白地の光沢シールを採用しました。これで剝がれる心配は無くなりました。

投票に使用する磁石にはホームセンターで丁度良いサイズの綺麗な色のものがあったので、これを採用。シールを挟むことで、マグネットシートに磁石が機能してくれるかが不安だったのですが、磁力というのは強いもので、シール一枚挟んだところで、貼り付かなくなるものではなく、ちゃんと機能してくれました。

投票ボ-ドは試行錯誤ありましたが、結果的に無事満足のいくものが作れました。

この「TsuMuSiT」、プレイした皆さんからは「面白い」「遊びやすい」と好評を頂いています。









バナースペース