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●ゲーム内容

「DREAM RACER」はレーサーライフシミュレーションゲームです。

レーサーとして1年間(全12回)レースに出場して賞金を稼ぎ、一番お金持ちになったプレイヤーの勝ちです。1月から12月まで、各月のレースの前にはライフ(生活)というものがあり、そのライフマップをプレイしてからレースが始まります。ライフマップでは教習所に通ってライセンスを獲得したり、新車購入のためにバイトしてお金を稼いだりします。駐車場や酒場の経営をしてお金を稼ぐこともできます。誰かが一周した時点でその月のレースが始まります。レースが終了すると、また次の月のライフを始め、それを12ヶ月分繰り返していきます。


●ライフマップ


駅からスタートして外周を時計回りにサイコロを振って進んでいく。

●パラメータカード


実技、学科はライセンスを獲得するのに必要。両レベル5以上でB級獲得、8以上でA級獲得となる。
ライセンスを獲得することによって、レースで乗用できる車のランクが上がる。
知性はインテリバイト、人格はベイシックバイト、美容はナイトバイトに対して
そのレベルの数だけ上乗せして給料が貰える。(例:知性レベルが5だと給料に5万プラスして貰える)
知性は本を読む、人格は募金する、美容はエステへ通うなどでレベルを上げることができる。
健康は8からスタートして、バイトをすることで減っていく。0になると病院に送られて入院費30万を払う必要があるので、そうならないように温泉やホテルなどで休んで適度に回復しつつ気を付ける。

●ペットカード


ペットショップで購入可能。ライフマップ上で他プレイヤーを邪魔するなどペットによって様々な効果を発揮する。

●貯金カードと駐車場カードと酒場カード


銀行マスに止まると30万円だけ貯金することができる。次にまた銀行マスに止まると利子を受け取れる。
駐車場、酒場は東西南北にあり、それぞれ40万円で所有できる。他プレイヤーが自分の所有するマスへ止まると、その駐車場の駐車場代、酒場の酒代として20万円を支払ってもらい、収入にすることができる。


●車カード


車にはA級、B級、普通とランクがあって、そのランクのライセンスを持っていないとその車には乗れない。
ライセンスは教習所に通い、実技・学科のレベルを上げることで獲得することができる。
※車の性能
ターボ(加速力。一度にギアを上げられる数)
タイヤ(コーナーリング性能。カーブ時に受けるダメージの軽減)
ドリフト(ドリフト性能。カーブ時、任意でドリフトが出来るが、その時に進める数)
ストロング(衝撃攻撃性。他の車と隣接した時に与えるダメージの数)
ボディ(車体重厚性。この数が0になると一回休みになり、さらにギアもN=ニュートラルに戻ってしまう)
メカニズム(ターボからボディまでの5項目の合計値)
スピード(ギア値の1T~6Tまでの合計値)
トータル(メカニズムの値とスピードの値の合計値)
ギア(Nから始め、以降自分の手番終了後ターボ値分だけ上げるか、または好きな数だけ下げられる)
+の数(サイコロにプラスして進める数。高いギアはより進めるが、カーブ時に受けるダメージはその分大きい)


車カードは車雑誌を切り抜き、画用紙に貼り付けて製作。


●レースコース


ベイシックコース(1月・7月)


ジャングルコ−ス(2月・8月)


マグマコース(3月・9月)


シティーコース(4月・10月)


ストレートコ−ス(5月・11月)


フューチャーコース(6月・12月)


●振り返って

ただのレースゲームではなく、そのレーサーの生活までもゲームにしようと作ったものですが、この二段階を繰り返していく(何か大きな勝負があって、その勝負に有利なもの、必要なものを集める期間が事前にある)システムは「幕末大戦争」「GLAMERICA」でも放浪と戦争といった具合にやっているもので、私の作るゲームの一つの特徴かもしれません。ゲームデザインとしてはとりわけレースのゲームデザイン(ギアやドリフトの仕組み)が巧く出来ていると思います。コースのイラストも6コース分、よく描けていると思います。特に「シティーコース」は架空の都市・湾岸シティーを想定した緻密なコースイラストで、未だに気に入っています。










バナースペース